私はサーフでちょい投げのついでにルアーを投げたりすることがあります。
主なターゲットはヒラメやマゴチなどです。
(全然釣れませんが。)
もう少し涼しくなったら釣りに行ってみようと思い道具の整理をした所、ワームのストックが少ないことに気付きました。
サーフの釣りではエコギアのパワーシャッドをよく使っているのですが、違う物も使ってみようと思い今回初めてバルトを買ってみました。
目次
早いものでもうすぐ10年
「そういえばバルトっていつ発売されたっけ?」
と思い調べてみたところ、発売のニュース記事の日付が2015年1月になっていました。
私が知ったバルトをきっかけはYoutubeで見たバルトの紹介動画(折本隆由氏がオオモンハタを釣っている奴)だったのですが、その動画も公開日が2015年だったので間違いなさそうです。
結構経ってるんだなと思いました。
発売当初はあまり興味が無かった
発売して早々に色々な人達が好釣果を叩き出し、今ではすっかり定番となっているバルトですが、一方の私はというと発売当初はあまり興味がありませんでした。
というのもエコギアにはパワーシャッドという同じようなタイプで実績十分のワームがあるからです。
しかもパワーシャッドの方が1パックあたりの本数が多い(=1本当たりの値段が安い)ですし、カラーバリエーションも豊富なのでバルトを選ぶ理由が見出せなかったのです。
(カラーについては今はバルトも増えているのでさほど問題ではなくなりました。)
とりあえず1パック買ってみた
とはいえ釣っている人も大勢いますし、パワーシャッド4インチのストックが少なくなってきたこともあるので、試しに1パックだけ買ってみることにしました。
サイズは3.5インチを選びました。
ボリューム的にはパワーシャッド4インチと同じくらいに見えたからです。
カラーについては冒頭の写真の「115 パール/スモークシルバーDlt.バック」にしました。
このカラーですが、グラスミノーなどのエコギアのミノー系のワームには昔からあるカラーで個人的に好きなカラーの1つです。
あまり話題になりませんが、どこで何を狙うにも使えるいいカラーだと思います。
パワーシャッドと比較してみた
購入したバルト3.5インチを手持ちのパワーシャッド4インチと比較してみました。
見た目の違い
長さはパワーシャッドの方が約1cm長いのですが、並べてみとバルトの方が体高があるためボリュームがあるように見えます。
あとバルトはテールがかなり大きいです。
重量の違い
試しに重量も量ってみましたが、パワーシャッド4インチは5.4gでした。
それに対しバルトは6,7gとちょっと重めです。
ボリュームがあるように見えるのではなく本当にボリュームがるようです。
本当に同じ素材?
どちらのワームもパッケージにはレギュラーマテリアルと書かれていますが、本当に同じ素材なのかと思いました。
触った感じでは全然質感が違っており、バルトの方が柔らかいです。
パワーシャッドを写真の様に持つとこんな感じでほとんど曲がりません。
一方バルトは同じ持ち方をするとこんな感じで曲がります。
比重も違うようで、このように水の中に入れるとパワーシャッドは沈みますがバルトはわずかに浮きます。
私はワーム作りに詳しくないので推測でしかないのですが、同じ素材でも形状や製法が違うと質感に変化があるのかもしれません。
泳がせてみた感想
2つのワームをジグヘッドにセットして家の浴槽で泳がせてみましたが、私の様なド素人でも一目で違いが分かりました。
パワーシャッドはテールを左右に振りながら泳ぐのに対し、バルトはボディを捻りながら泳ぎます。
パワーシャッドのテールはボディーに対してほぼ直角に付いているのに対し、バルトのテールはやや水平気味に付いています。
素人の推測に過ぎませんが、この違いが動きの違いに繋がっているのではないかと考えています。
それから比較してみて分かったのは、ゆっくり泳がせた時の動きとフォール中の動きはバルトの方が良いように感じました。
テールが大きく素材が柔らかい事が要因と思われます。
逆に速く真っ直ぐ泳がせるならパワーシャッドの方が良さげです。
まとめ
今回は登場して10年近く経つエコギアのバルトを今更購入し、パワーシャッドと比べてみたお話でした。
比較してみて分かったことはバルトはパワーシャッドの見た目をリアルにしただけの物ではなく、全く性質の違うワームだという事です。
しばらく釣りに行けそうにないですが、使ってみたら感想でも書こうと思います。