私が乗っているGIOSのミストラル(2018年モデル)は多くのクロスバイクと同様に元々フロントが3速でリヤが8速です。
しかし現在はフロント1速リヤ9速のフロントシングルに改造してあります。
一時期フロントダブルにしたこともありましたが、様々な理由から結局フロントシングルに戻しました。
今回はクロスバイクのフロントシングル化と9速化についてお話をします。
目次
使用パーツの紹介
先程述べたように現在フロント1速リヤ9速のフロントシングルにしているのですが、具体的にどんなパーツを使用しているのか紹介します。
クランク&チェーンリング
クランクについては銘柄は忘れました。
購入時に付いていたクランクはチェーンリングがリベット止めされていて外せないので、ボルトで止めている物を購入し元々付いていたチェーンリングを外して使用しています。
歯数は36Tと38Tがありありますが、私が使っているのは38Tです。
このチェーンリングは元々10速用ですが、9速でも問題無く使えています。
(メーカー推奨の使い方ではないのであまりおすすめ出来ませんが。)
フロントシングルの場合、チェーンリングはナローワイドという厚い歯と薄い歯が交互に並んでいるタイプの物を使うのが一般的ですが、これはナローワイドではありません。
ただ走っていてチェーンが外れたことは一度もありませんし、街中でダラダラ走っている分には全く問題ありません。
シフター
シフターはシマノのSL-M3000-Rという9速のMTB用の物です。
これを選んだ理由は当時9速用のシフターを探していた時に在庫があったのがこれだけだったからです。
このシフター、シマノのホームページには現在でも載っているのですが、通販サイトの検索結果に出てきません。
もう製造していないのでしょうか?
ディレイラー
元々ミストラルにはRD-M310という物が付いていました。
7/8速用のディレイラーですが実は9速でも使えます。
シフトの段数を決めるのはディレイラーではなくシフターだからです。
しかし後述する12-36Tのスプロケットに対応出来ないため、RD-M2000という物に交換しました。
これもシフターと同様通販サイトの検索で出てこなかったので、もう製造していないのかもしれません。
スプロケット
スプロケットは12-36Tの物を使用しています。
私の脚力ではほぼ使い道が無い11Tが無い事と36Tのギヤのおかげで急な上り坂にも対応出来る点が気に入っています。
一時期11-28Tや11-32Tも使っていましたが現在はこれに落ち着いています。
まとめ
今回はクロスバイクのフロントシングル化についてお話をしました。
元々フロントシングルは競技用のMTBから生まれたシステムですが、シフト操作がリヤ側だけになり操作しやすくなったり、パーツが減り調整や掃除が楽になるなど街乗り用の自転車にもメリットが多いです。
チェーンリングを大きくすると登り坂がきつくなり、逆に小さくすると最高速度が落ちるというデメリットはありますが、その辺を割り切れる人ならやってみる価値はあると思います。