以前自分のクロスバイクをフロントシングルにしている件についてお話ししましたが、それ以外にも色々な所を変えたり戻したりを繰り返しています。
そして一番変更している部品がスプロケットです。
今回はクロスバイクのスプロケットについてお話ししたいと思います。
目次
今まで使ってきたスプロケットについて
クロスバイクを購入してから現在までに6種類のスプロケットを使ってきました。
それらの特徴と使ってみた感想をお話ししたいと思います。
11-32t 8S
購入時に付いていた8速のスプロケットです。
歯数は小さい方から11-13-15-18-21-24-28-32となります。
このスプロケットですが15tと18tの間がギヤ比の差が13tと15tの間より大きいため、変速時に違和感があります。
ここに不満を感じるのは私だけではないようで、多くの方が指摘しています。
11-28t 8S
上記の問題を解消しようと思い11-28tのスプロケットを購入しました。
歯数は小さい方から11-13-15-17-29-21-24-28です。
ハイ側の隣り合うギヤとの歯数の差があまり大きくないため、変速時のショックも小さめで乗りやすいです。
ただしロー側のギヤが小さくなったため、登り坂が若干きつくなりました。
11-30t 8S
さらにその後購入したのが11-30tです。
歯数は小さい方から11-13-15-17-20-23-27-30です。
11-28tよりロー側のギヤが大きくなったため登り坂は少し楽になりましたが、代わりに街乗りの快適さは低下しました。
11-28t 9S
ここから9速になるのですが、最初に購入したのが11-28tになります。
歯数は11-12-13-14-16-18-21-24-28です。
8速の11-28tと同様登り坂は若干きついですが、ギヤがクロス化したことで街乗りはさらに乗りやすくなりました。
11-32t 9S
次に購入したのが11-32tになります。
歯数は11-12-14-16-18-21-24-38-32です。
このスプロケットは12tと14tの間が11tと12tの間よりギヤ比の差が大きいため、変速していて気持ちよくありません。
つまり8速の12-32tと同じ様な問題が起きているのです。
ロー側のギヤが大きくなり坂は上りやすくなりましたが、街乗りがイマイチなのですぐに11-28tに戻してしまいました。
12-36t 9S
最後に紹介するのが現在使っている12-36tです。
歯数は12-14-16-18-21-24-28-32-36です。
歯数の並びも悪くない上にロー側のギヤも大きいため登り坂にも対応出来ます。
そのため今はこれに落ち着いています。
こんなスプロケットが欲しい
上記のスプロケットを使ってみて感じたことがあります。
それは一番小さい11tって必要ないのではという事です。
街乗りで使うには重すぎて、使える場面が全くと言っていいほどありません。
おそらく競技に出るようなレベルの人でも街乗りではほとんど使わないと思います。
チェーンリングを小さくすればいいのではと考える方がいるかもしれませんが、それをやってしまうと今度はロー側のギヤ比が低くなりすぎて使い道が無くなってしまいます。
個人的な理想はトップの歯数が13か14の物です。
例えば13-32t(13-14-16-18-21-24-28-32)なんてのがあればと常々思っています。
これなら8速でもクロス化出来る(隣のギヤとの歯数の差が小さくなる)ので街乗りも快適ですし、ロー側のギヤも大きいので坂道も問題無しです。
同じことを考えている方がたくさんいると思うのですが、残念ながらこういった物はありません。
上手く変速出来ないなどの技術的な問題があるのか、10速以上の上級グレードのコンポが売れなくなるから出さないのか理由は分かりませんが。
売っていない以上は理想に近い物を探して選ぶしかありません。
まとめ
走る場所によっても違うかもしれませんが、個人的にはフロントシングルなら12-36t、フロントダブルかフロントトリプルなら11-28tがベストかなと思っています。
スプロケットを変えると走りの質も変わって面白いので、興味がある方は是非お試しください。