前回自作PCのパーツの紹介をしましたが、今回は組み立ての話をしたいと思います。
なお今回の記事ですが、あくまで体験談なので作業の詳細にはあまり触れていません。
これから自作をする方にはあまり参考にならないと思いますが、その点はご容赦ください。
目次
組み立て
まずマザーボードを箱から取り出し、箱の上に置きます。
(写真だと分かりにくいですが、ビニールの下に箱があります。)
マザーボードの大まかな形は昔から変わっていませんし、Youtubeで自作PC関連の動画もいくつか見ているので間違えることもないと思いますが、とりあえず説明書に目を通しておきました。
ソケットにCPUをセットします。
Ryzenは前世代の7000シリーズからヒートスプレッダが写真のような形になりましたが、グリスが塗りにくいので普通の四角い形状にして欲しかったです。
CPUソケットのすぐ下にSSDの取り付け部があるので、そこにシステム用のSSDを取り付けます。
SSDを取り付ける場合、従来は小さいねじで固定する必要がありましたが、今回使用したASUSのマザーボードはねじ無しで固定出来ます。
これは便利だなと思いました。
その後CPUソケットの右側にあるメモリスロットにメモリを挿し込みます。
CPUにグリスを塗り、CPUクーラーをマザーボードに取り付けます。
新品のCPUクーラーにはヒートシンクに保護が付いていますが、剥がすのを忘れてしまい付け直すハメになりました。
空冷のCPUクーラーの場合、ヒートシンクを取り付けるために一度ファンを外す必要がある物が多いのですが、今回使用したRT400はファンを外さなくてもねじ止めが可能です。
そういう意味では自作初心者にはおすすめかもしれません。
ケースからグラフィックボードと元々使っていたマザーボードを外します。
ついでに内部の掃除もしておきました。
その後さっき組み立てた新しいマザーボードをケースに取り付け、電源とケースから出ている線をマザーボードに繋ぎます。
先に動作確認をするためデータ用のSSDとグラボの取り付けは後回しにします。
動作確認
PC本体にモニターとマウス、キーボードの線を繋ぎ電源を入れてみます。
最初画面に何も映らなかったので焦りましたが、よく見たら電源ユニットの主電源のスイッチがOFFになっていました。
電源ユニットのスイッチを入れたら問題無く起動しBIOSの画面が表示されました。
ファンもちゃんと回っています。
私は過去に何回かPCを組んでいますが、パーツの不具合で起動しなかったという例は今まで一度もありませんでした。
原因はいつも電源やモニターのスイッチの入れ忘れとか線の繋ぎ忘れとかしょうもない事です。
仕上げ
ちゃんと起動することが確認出来たので、最後の仕上げに取り掛かります。
こちらもねじ無しで固定出来るので簡単でした。
あとはグラボを取り付け電源から出ているケーブルを繋げば表側(?)は完成です。
ケースの裏側の配線を纏めます。
あまり見た目は良くありませんが、見えない所なので蓋が閉まれば問題ありません。
これで組み立て作業は完了です。
まとめ
今回はPCの組み立て作業についてお話ししました。
数年ぶりの自作でしたが、色々な箇所が改善され組み立て作業自体は昔に比べ本当に簡単になったなと感じました。
この後OSや普段使うアプリのインストール、周辺機器のセットアップなどをやりましたがそっちの方がめんどくさかったです。