最近の釣具店は店内の一角に中古釣り具のコーナーが設けてあるところが多く、私もよく立ち寄ります。
中でも好きなのがルアーコーナーで、昔よく使っていたルアーや欲しかったけど当時買えなかったルアーなど色々あり見ていて楽しいです。
先日立ち寄ったところ、昔バスフィッシングをやっていた頃によく使っていたノーマンのディープベビーNがあったので買ってしまいました。
(今バスフィッシングやってないから必要ないのに。)
目次
ちょっと分かりにくい製品名
ノーマンのクランクベイトですが、今回紹介するディープベビーN以外にもディープリトルNとかディープタイニーNとか色々ありますが、どれも名前が似たような感じなので非常に分かりにくいです。
知らない人に名前だけ見せて小さい順に並べろと言っても、分からない人が多いんじゃないかと思います。
ちなみに正解はタイニー<ベビー<ミドル<リトルです。
ディープリトルNより大きいディープクランクはDD14とかDD22というアルファベットと数字の組み合わせです。
DDはディープダイバーの略で数字は潜行深度(単位はフィート)と思われます。
個人的にはこっちの方が分かりやすくていいです。
ちょっと面白みがない気もしますが。
ディープベビーNの特徴
ディープベビーNは大きさは5cm程度(リップの部分は除く)、重さはフック込みで8~9gで小さい池とかでは扱いやすい大きさです。
潜行深度は公称値が6~8フィート(約1.8~2.4m)ですが、実際はそんなに潜ってないと思います。
動きは見た目のイメージ通りで、大きくケツを振って泳ぐいかにもクランクベイトって感じの物です。
欠点は重量が軽いのに加え、今のルアーみたいに重心移動システムとかないので飛ばないことでしょうか。
ただ私の場合、このルアーを使う時はアシ際などすぐ近くを狙うことが多かったのでさほど気になりませんでした。
トゥルーチューンはほぼ必須だった
私の運が悪かっただけかもしれませんが、このルアーはトゥルーチューンしないと真っ直ぐ泳がない個体が多かった記憶があります。
今回購入した物も試しに風呂場で泳がせてみたら真っ直ぐ泳ぎませんでした。
これに限らず昔の外国製ルアーはトゥルーチューンしないと真っ直ぐ泳がない物が多かったです。
ただこれは昔の話なので、現在の物は改善されている可能性があります。
安くて気兼ねなく使えるルアーだった
90年代に入ってから日本のルアーメーカーが増え、世間の人気がそちらに移ったこともあり、外国製のルアーは売れなくなりました。
このルアーも例外ではなく、バスフィッシングをやっていた頃よく通っていた上州屋では他の外国製ルアーと同様ワゴンが定位置となっており、新品が500円くらいで投げ売りされてました。
実力は申し分無いルアーが投げ売りされているのは見ていて悲しくなりましたが、バスフィッシングは他のルアーフィッシングより根掛かりが多く、1投目でいきなりロストすることも珍しくないので、安く買えるのはありがたかったです。
まとめ
今回はよく使っていたノーマンのディープベビーNの話をしました。
ディープベビーNは今でも販売されていますが、円安などの影響もあり昔のようなお買い得感が無くなってしまいました。
加えて今では良いクランクベイトは他にもあると思いますので、オールドルアー好きとかアメリカンルアー好きとかでなければ購入動機を見出すのが難しいかもしれません。
余談ですがベビーNを含むノーマンのNシリーズにはシャロークランクもあるらしいのですが、私は使ったことはおろか見たことすらありません。
ディープNと違い特に良い評判も聞かないので、血眼になって探す程の物ではないと思いますが、どんな物なのか見てみたい気もします。