
先日以前父が使っていた釣り道具の整理をしました。
父がやっていた釣りは海でのエサ釣りがほとんどですが、砂浜で釣りをしていると回遊魚が来ることがあるので時々ルアーも投げていました。
使うルアーはメタルジグがほとんどでしたが、ボックスの中にはミノーも少々混じっており、その中にどういう訳かスミスウィックのラトリンログがありました。
ラトリンログはバス用のルアーなので本来海で投げるような物ではありませんが、父はルアーのメーカーとか銘柄とか詳しくないので、これがバス用のルアーだと知らなかったのでしょう。
また、地元の釣具店では20年くらい前から外国製のルアーを取り扱わなくなっているので、おそらく中古売り場で安くて状態の良い物を適当に選んだのだと思います。
今回はそんなラトリンログの話でもしようと思います。
目次
実はあまり使ったことがなかった
こんな記事を書いておいて言うのもなんですが、実はラトリンログに関してはあまり使っていませんでした。
昔はバス用のミノーと言えばこれかボーマーのロングAという感じでしたが、私が使うのはロングAばかりでした。
理由は単純で地元の釣具店ではロングAはよく見かけましたが、ラトリンログはあまり売ってなかったからです。
そのためいつ入手できるか分からないラトリンログより入手が容易なロングAの方ばかり使ってました。
また当時の私には同じタイプのルアーを性質によって使い分けるなんてことは出来ませんでした。
ロングAとラトリンログで動きが違うのは理解していましたが、どういう場面でそれが有効なのか分かっていなかったのです。
その辺が理解出来ていればもう少し釣れていたかもしれません。
仕様違いが分かりにくい
ラトリンログにはいくつか仕様があるのですが、これがまた非常に分かりにくいです。
例えば定番の4.5インチの場合、フローティングモデルがARB1200とADRB1200の2種類があります。
この2つですが、ボディのサイズと重量は同じでリップのサイズが少し異なり、これの影響で潜行深度が違います。
ちなみに上の写真の物はADRB1200で、ARB1200はリップが一回り小さいです。
初めのうちは2種類あることを知らずに買っていました。
さらにADRB1200のサスペンドモデルのASDRB1200というのもあるのですが、形状はADRB1200と同じなのでぱっと見分かりにくいです。
確かボディかリップのどちらかに「SUSPENDING」と書いてあったと思います。
そのため購入する際は型式をよく確認する必要があります。
まとめ
今回はスミスウィックのラトリンログについてお話ししました。
私自身このルアーでは大して釣っていませんが、それは私がヘタクソなだけで、このルアー自体は多くの方が認める一級品です。
ただ昔の外国製ミノーらしく、大きさの割に軽いのに加え重心移動システムとか無いので飛ばないのが難点です。
そのため当時の私はスピニングタックルで投げてました。
実店舗で売っているのを見ることはほぼ無くなりましたが、通販では購入出来るみたいです。
昔と比べて随分高くなりましたが。
