
少し前の話になりますが、3Dプリンターで小型のバイブレーションを作りました。
動きも悪くありませんし一応魚も釣れたので、塗装が雑な点以外は概ね満足しています。
しかし釣り場で使っていてもう少しアピール力が弱めなルアーも欲しいと感じたので、今回は小型のシンキングペンシルを作ってることにしました。
コンセプトとデータ作成

実を言うと私はシンキングペンシル(以下シンペンと略)というルアーを使ったことがありません。
そのため手持ちのルアーも無いためネットで市販のシンペンをいくつか調べてみました。
その結果ペンシルベイトというよりリップレスミノーに形が似ていると感じましので過去に作った50mmのミノー(失敗作)のデータをベースにボディサイズを35mmにサイズダウンし、リップを取り除いてそれっぽい形を作ってみました。

ボディ内部にエイト環とウエイトの取り付け部を作りました。
ウエイトはG4のガン玉を使うことにしました。
G4のガン玉は1個当たり0.2g程度です。
今回は5個内蔵するので、ウエイトの重量は1gになります。
シンペンは重心がボディの中央付近にあり水平姿勢で沈む物と、重心が後方にあり尻下がりの姿勢で沈む物があるそうですが、今回は前者を作ってみることにしました。
製作

3Dプリンターで出力したらエイト環とG4サイズのガン玉を5個セットします。

アクリル用接着剤で貼り合わせた後UVレジンを表面に塗ります。
その後取り付けたフックは、この前作ったバイブレーションと同じオーナーのSBL-55M(ミノー用のシングルフック)の#10です。

重量を量ってみたところ2.8gありました。

バイブレーションと同様アクリル絵の具で塗装してみました。
色はもちろん私の好きな青銀です。
アクリル絵の具を使った絵の描き方を調べた結果、筆塗りでもグラデーションを作ることが出来ることが判ったのでやってみました。
最後に3Dアイを付けた後ラメを混ぜたUVレジンでコーティングして完成です。
塗装とコーティングでさらに重量が増え3g程になりました。
釣り場で投げてみた

完成したルアーを持って先日ウグイを釣った川に行ってみました。
投げてみた感想ですが、重量がある分以前作ったバイブレーションよりよく飛びます。
ラインテンションを緩めた状態だとほぼ水平姿勢で沈むのでこれも狙い通りです。
あとこれは意外だったのですが、このルアー小刻みに揺れながら沈みます。
ボディの腹部が平らになっているので、沈む時に水の抵抗でこのような動きになったのだと思います。
そこまでは良かったのですが問題点もあり、ある程度の速さで泳がせるとルアーがどんどん浮き上がってしまいます。
物凄く浅い所や表層付近を狙うには良さそうですが、もう少し浮き上がりを抑えたいところです。
また引いている時の手応えが全く無いので、使っていてイマイチ釣れる気がしません。
実際今回の釣行では何も釣れませんでした。
釣りに行ったのが12月の終わりで急激に寒くなったのもあるかもしれませんが。
まとめ
今回は小型のシンキングペンシルを作った話をしました。
使ってみて問題点も色々出てきたので、改良をしてみようと思っています。
また思ったよりサイズが大きくなってしまったので、もう少し小さくする予定です。
